紡ぎの部屋 2015.09.07 (月)
乾燥した葛苧です。

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2003年 松本クラフトフェアーで購入した 掛川の葛苧です。
(探したら購入したお店の画像がありました。)

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なぜ 葛布の話題かというと


昨日UPした ”しゃるむ” の中に

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【みつと源太と海坊主】 というタイトルの物語がありました。

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ストーリーですが

★★★
とても仲のよい みつ と 源太夫婦  みつは、遠州一の織り手 源太は、漁師です。

ある日 みつは、身ごもったことを源太に報告すると 源太は、がんばるぞ!と意気込んで

お盆の間は魔物が出るから漁は、休むしきたりになっているのに 漁に出てしまい 帰ってきません。

いくら待っても帰ってこない源太を心配して海に行くと 海坊主が現れ

源太を預かっている 返してほしいなら 今までみたこともないような織物を持ってこいと言われ

みつは頑張って織って 海坊主に差し出すのですが 海坊主は、気に入らず 

ダメ出しをして 何度も作り直し要求します。

月日がながれ みつは、男の子を出産しますが ストレスで 母乳が出なくなり

しかたなく 葛湯を与えることにしました。

葛湯を作るための 葛の根っこ以外の茎や葉を 沼に捨てていたら

ある日 捨てた茎から白い繊維が出ていることを見つけ

それで糸を作り 布を織り 海坊主に差し出したところ 気に入ってもらい

源太を返してもらって  めでたし めでたし
★★★

というストーリーです。

お察しの通り 静岡の葛布をモチーフにした物語です。

これを読んで そうだ 葛苧を持っていたはず...

と押入れから 引っ張り出した次第です。

綿以外の植物繊維は、紡いだことがありません。

このての繊維は、 繊維同士を繋ぐ  ”績む” という工程があるのですが

葛の場合は、”葛結び” という 結びで繊維を繋いでいきます。

繊維に撚りはかけずに 管巻にも巻き取らず バタフライのような ”葛つぐり” をつくり 杼にセットして 織ります。

葛布で検索すれば いろんなHPで見ることができます。

私が参考にしたもの

染色α 2000年 7月号 No232

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